2023/03/30 05:45
なんと、
私が作った蜜蝋キャンドルがウクライナのゼレンスキー大統領に贈られていました。近頃ティーライトキャンドルを納品した広島の山根対厳堂さんから聞いて驚きました。
山根対厳堂さんは、「御砂焼」を作る宮島厳島神社の御用窯です。
徳川期より厳島神社では祭礼用の祭器を、御本殿下の神聖な砂を粘土に混ぜて作っていた歴史があるのだそうです。
山根対厳堂さんでは、砂を粘土に混ぜ込むだけでなく、広島平和記念公園に世界中から集まる千羽鶴を弥山山頂にある厳島神社の別当寺「大聖院」でお焚き上げした灰を釉薬にして平和の願いもこめて焼いていらっしゃいます。山根さん自身も被曝2世とのこと。
先日のブログでも紹介しましたが、私は毎年、山根さんが作られたキャンドルホルダー用のティーライトキャンドルを、宮島の森で収穫された蜜蝋を預かり作らせていただいているのです。そのキャンドルホルダーは、私も一対いただきましたが、神聖な美しさに癒される作品です。
このたびの岸田首相のゼレンスキー大統領への贈り物は必勝しゃもじが話題になりましたが、実は山根対厳堂さんの折り鶴ランプも贈られていたのです。そのランプにも私が作った宮島産の蜜蝋キャンドルがセットされていたとのこと。
賛否あった必勝しゃもじはともかくとして、政府発表の「平和を祈念する思いを伝達するため」として、今回の折り鶴ランプは的を得た素敵な贈り物と言えるでしょう。知らぬ間にありがたい仕事をさせていただきました。
この際ジブリアニメのように、贈られた折り鶴ランプから、宮島の森の精霊と厳島神社の神々と大聖院の大権現と千羽鶴の、やさしい浄化の光が世界中に放たれて、このいざこざが消滅し真の平和がもたらされることを心から祈ります。
→ TSS テレビ新広島で紹介されました
折り鶴ランプと宮島産ティーライトキャンドルの購入は
→ 同型のティーライトキャンドル(宮島産ではありません)
その後、G7広島サミットのお土産としても各国首脳に贈られたそうです。光栄です。