BW-SS50 蜜ろうSS 50g(ハンドクリーム・カヌレ用・フルバリネート残留不検出・国産・ミツロウ)
《恐れ入ります。不検出の蜜ろうはめったに見つかりません。見つかり次第販売再開いたしますが、いつになるかは全く予定できません。これまで蜜ろうでアレルギー性皮膚炎が起きた方や化学物質過敏症の方は、オーストラリア産の不検出蜜ろうをお求めください》
残念ながら、世界中のほとんどの蜜ろうには養蜂で使用するダニ剤のフルバリネートが残留していることがわかりました。ハチ蜜の森キャンドルでは、アレルギー性皮膚炎の対策として、お菓子・ハンドクリーム用の蜜ろうは残留薬剤検査をしています。
この蜜ろうSSタイプは、残留検査により、フルバリネートが「検出せず」(測定限界下限値0.05ppm以下)の蜜ろうです。肌に塗るクリーム作り、お菓子のカヌレ作り、蜜蝋ラップ作り、木製の食器や玩具の仕上げ材などに安心してお使いいただけます。
1988年の創業以来、ハンドクリーム作りやお菓子用の蜜蝋も販売してきました。毎日蜜ろうと向き合ってきたハチ蜜の森キャンドルだからこそ自信を持って提供できる安全・安心蜜ろうです。
● 脱色・着色はしていません。花粉がもたらした天然色です。
● 脱臭・着香はしていません。腐臭もしません 。
● 精製は「微細濾過のみ」です。
● フルバリネート薬剤残留検査済み「非検出蜜ろう」です。
●遮光袋に入れてあります。
(理由)
近頃、市販の蜜ろうでアレルギー性の皮膚炎を起こす方が増えています。
二つの原因が考えられます。一つは、ミツバチに巣枠の中に巣を作らせる際に、巣礎とよばれる蜂の巣模様の蝋のシートをはさみこみます。この巣礎は、六角形が壊れないよう硬い石油系のパラフィンを蜜ろうに混ぜて作られているのです。ですから、精ろうの際に巣枠ごと溶かしてしまえばパラフィンが混じってしまうことになります。
また、養蜂業では、採蜜の終わった秋になると、ミツバチの身体に寄生するダニを、巣内に薬剤をぶら下げて落とす作業があります。ミツバチの健康を考えると必要不可欠な作業ですが、その薬剤の「フルバリネート」は、脂溶性のため蜜ろうに大変残留しやすい性質を持っています。ダニ剤が残留しているのは、やはり巣枠の古い巣の部分です。
採蜜の時は、たくさんハチミツを蓄えさせるために、巣枠と巣枠の間隔を広げて、巣を盛り上げさせ巣穴を深く作らせます。巣穴が蜜で満タンになると新鮮な蜜ろうでフタをします。採蜜の際はこのフタを切り取って遠心分離機に入れます。ハチ蜜の森キャンドルの蜜ろうは、おもにこのフタの部分の蜜ろうです。
しかし、新鮮なフタの蜜ろうといえども、深く切ってしまえば、残留している古巣が混じってしまいます。そこで、ハンドクリームやお菓子用の蜜ろうは、残留薬剤の有無を山形県理化学分析センターで検査してもらい、未検出の蜜ろうのみを販売することにいたしました。
*重量:約60g(袋含む)
*薄い板状に固めたものを砕いています
*小さくしたい場合はドライヤーで温めてナイフで切ってください。